
先日のブログ記事で、ダビデが全イスラエルの王となることが決まり、
お祝いしている場面の聖句をご紹介させていただいたのですが、
実はその中に、私がとても心惹かれた単語があります。
その聖句がこちらです☟
このすべての戦陣に臨める戦士たちが、全き心をもってヘブロンに集まり、ダビデを全イスラエルの王とした。イスラエルの他の人々も皆、ダビデを王位につけることに同意した。
彼らはそこで三日間ダビデと共に、兄弟たちの調えてくれたものを食べたり飲んだりしながら過ごした。
彼らに近い人々も、イサカル、ゼブルン、ナフタリに至るまで、小麦粉やいちじくの菓子、干しぶどう、ぶどう酒やオリーブ油、牛や羊の肉など多くの食料を、ろばやらくだ、らばや牛に積んで運んで来た。イスラエル中が喜び祝った。
<旧約聖書 歴代誌上 12章38-40>
先日のブログはこちらです → 聖書に登場するモチーフ、「ぶどう」のブローチと聖句🕊
私が心惹かれた単語とは、
上記聖句の3文目に記載されている「いちじくの菓子」です*。゚

「美味しそう」と思ってしまったのですが、
(こんなことを言ったら叱られるのでしょうか…)
ですが私としましては、いたって真面目な思いが頭の中でクルクルと回転し、
ものすごい勢いで駆け巡っていったのです。

当時の「いちじくのお菓子」ってどんな感じなのでしょう???
(ダビデ王の在位期間は、前1000頃~960頃とされています。)
現代の「いちじくのバウンドケーキ」のようなものかな?
小麦粉はすでにありましたし、
牛がいるのでミルクもあったでしょうし、
油はどうかな? バターがあったのか…、
(もしバターがなかったとしても、オリーブ油があるので大丈夫だと思います。)
ニワトリもいれば卵もOK。
お砂糖はどうかな?
これも、もしなかったとしてもハチミツがあるので問題ないと思うので、
意外に現代と同じようなお菓子だったのかも…などなど、

私の脳内は、「いちじくの菓子」について一気に駆け巡っていたのです🥰
(実際にイチジクは大好物です♡)
そもそもイチジクならば、単にハチミツ漬けにしても美味しいお菓子になると思いますし、
ドライにしたイチジクをパンにのせて、ハチミツをかけて食べても美味しいはず…、
と、こんな感じでまだまだ妄想を繰り広げていたそのとき、
パッと一冊の本が思い浮かび、急いで戸棚に向かって走り出しました。
その本とは、
「修道院のお菓子と手仕事」です( ´艸`)♡

購入したのは去年くらい、
日本各地の修道院で作られている「お菓子」を集めた本で、
修道女の方の1日の暮らしなども合わせて、やさしく記載されてあります。
そこで手作りされる全てのお菓子が、シンプルで美味しそうで可愛く見えて、
とてもお気に入りの一冊になっていました♡
「クッキー」に「バウンドケーキ」、「タルト」や「シフォンケーキ」などなど、
そのほか沢山の種類の焼き菓子が掲載されています。

本の中身、第2章のタイトルは、
「口にすると、心に光が満ちてくる。修道院の乙女菓子」
となっていて、ますます心奪われてしまいました♡*。゚
修道院で作られるお菓子に派手さはありませんが、
どれも素朴さが生かされた、食べるとフッと心がほどけていくような、
そんな優しい雰囲気をこの本から感じていたのです。

今後、私が修道女になることはありませんが、
(実は30代くらいの頃にちょっとだけ、
「修道院」に憧れのようなものを持っていた時期があったのです。思い出しました…🕊)
お菓子はこれからも作りたいと思っています。
最近は刺繍教室の際に、
簡単な手作りおやつを提供させていただいているのですが、

聖書や、この修道院のお菓子の本からの流れを経て、
お菓子に対する意識が変化し、より明確になりました。
聖なる神様を見つめて感謝し、
もっとちゃんと心を込めて、お菓子も作っていこうと思ったのです。
目標は高く、
そのお菓子を一口ほおばったときに、
「なんだか心が洗われる気がする…」
と思っていただけるような、
シンプルで素朴な焼き菓子を作れるようになることです!(๑•̀ •́)و✧

今後は刺繍と合わせて、こうした焼き菓子にも挑戦していきたいと思っています。
どういう訳か、この新しい目標が自分にとてもしっくりときて、
目が覚めたような気分がしてとても嬉しく、ドキドキしています*。゜
「刺繍と焼き菓子の2つで1つだったのか…」、といった感覚でしょうか?
もちろん、どんなことがあっても「神様が第一」です。
今回、聖書や本を通して、このようなヒラメキに出会えましたことを、
天に、神様に、心より感謝いたします。
ありがとうございました😊✨

✦「いちじくの菓子」の文字が含まれる聖句 ✦
ナバルの従者の一人がナバルの妻アビガイルに報告した。「ダビデは、御主人に祝福を述べようと荒れ野から使いをよこしたのに、御主人は彼らをののしりました。
あの人たちは実に親切で、我々が野に出ていて彼らと共に移動したときも、我々を侮辱したりせず、何かが無くなったこともありません。
彼らのもとにいて羊を飼っているときはいつも、彼らが昼も夜も我々の防壁の役をしてくれました。
御主人にも、この家の者全体にも、災いがふりかかろうとしている今、あなたが何をなすべきか、しっかり考えてください。御主人はならず者で、だれも彼に話しかけることができません。」
アビガイルは急いで、パンを二百、ぶどう酒の革袋を二つ、料理された羊五匹、炒り麦五セア、干しぶどう百房、干しいちじくの菓子を二百取り、何頭かのろばに積み、
従者に命じた。「案内しなさい。後をついて行きます。」彼女は夫ナバルには何も言わなかった。
<旧約聖書 サムエル記上 25章14-19節>

、
一人でも多くの方が真理のみことばに出会い、
天界の導きによって聖なる道を歩まれますことを、
心よりお祈りいたします。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
*。゜ *。゜ *。゜