![『オリーブ』モチーフのお試し刺繍 [刺繍動画あり]](http://libli-net.com/wp-content/uploads/2025/12/IMG_7191-scaled.jpeg)
ずっと私の中で大切に温めていた『オリーブ』の図案が、
徐々に完成へと近づいてきましたので、
どんな感じに仕上るか、実際に刺繍をして試してみました。
刺繍しているところを(一部ですが)動画にしてみましたので、
宜しければ是非ご覧ください( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
※動画は早送りしています。
今はまだ仮の刺繍をしているだけで、
オリーブの実も葉も、
様々な色を使って出来上がりの雰囲気を探っている段階です。
これが完成形ではありません。
…とは言いつつ、
こんな風に色とりどりの糸を使って刺繍したものも、
「あれれっ?! これはこれで、なかなか魅力的なのでは?」と思ったりしています😅
う~ん…、悩みますが、
でもやはりまだ『オリーブ』の色として、
私の中で納得のいかない部分がありますので、
もっと完全にしっくりとくるまで、理想の状態へと近づけるよう、
黒に近い赤茶、くすんだ緑、クリアな緑など、新しく色糸を調達する予定です。
そして、より神聖な雰囲気の漂うような、
完成度の高いものに仕上げたいと思っています。
神様が喜んでくださるようにと祈りながら、
デザインと作成の工程を進めているところです…😊

「オリーブ」や「オリーブ油」は、聖書にたくさん登場するモチーフです。
とても重要で、印象深い場面で見受けられ、
例えば、旧約聖書「創世記」での、
ノアが箱舟から鳩を飛ばす様子は、とても有名なシーンではないかと思っています。
更に七日待って、彼は再び鳩を箱舟から放した。
鳩は夕方になってノアのもとに帰って来た。見よ、鳩はくちばしにオリーブの葉をくわえていた。ノアは水が地上からひいたことを知った。
彼は更に七日待って、鳩を放した。鳩はもはやノアのもとに帰って来なかった。
<旧約聖書 創世記 8章 10-12節>
聖書をお読みになったことがない方でも、
このシーンについては、何となく聞いたことのある場面なのではないでしょうか…?
また、イラストやブローチなどの小物アイテムとして、
「小枝をくわえて飛ぶ鳥のデザイン」を日常の中でよく目にしますが、

こういった模様も、
(聖書の)ノアのシーンが元になっているのかもしれない…と思ってしまいます😊
*。゜ *。゜ *。゜
ノアの場面以外でも『オリーブ』は旧約・新約ともによく登場し、
どの場面においても、
非常に神聖で神霊なモチーフとして使用されていると感じています。
ですので、「オリーブ」の模様をデザインするときは、
とても気持ちが引き締まる思いがしますし、
重要なモチーフ模様として、より心を寄せて大切に考えているのです。

『オリーブ』の模様に関しましては今後も末永く、
(今回の模様以外にも、)色々なパターンのものをデザインしていきたいと計画しています。
まずは一つずつ、
進捗状況をお伝えできればと思っておりますので、
今後ともどうぞ楽しんでお付き合いいただけましたら、誠に嬉しい限りです🦢*。゚

✦「オリーブ油」の文字が含まれる聖句 ✦
さて、あるファリサイ派の人が、一緒に食事をしてほしいと願ったので、イエスはその家に入って食事の席に着かれた。
この町に一人の罪深い女がいた。イエスがファリサイ派の人の家に入って食事の席に着いておられるのを知り、香油の入った石膏の壺を持って来て、
後ろからイエスの足もとに近寄り、泣きながらその足を涙でぬらし始め、自分の髪の毛でぬぐい、イエスの足に接吻して香油を塗った。
イエスを招待したファリサイ派の人はこれを見て、「この人がもし預言者なら、自分に触れている女がだれで、どんな人か分かるはずだ。罪深い女なのに」と思った。
そこで、イエスがその人に向かって、「シモン、あなたに言いたいことがある」と言われると、シモンは、「先生、おっしゃってください」と言った。
イエスはお話しになった。「ある金貸しから、二人の人が金を借りていた。一人は五百デナリオン、もう一人は五十デナリオンである。
二人には返す金がなかったので、金貸しは両方の借金を帳消しにしてやった。二人のうち、どちらが多くその金貸しを愛するだろうか。」
シモンは、「帳消しにしてもらった額の多い方だと思います」と答えた。イエスは、「そのとおりだ」と言われた。
そして、女の方を振り向いて、シモンに言われた。「この人を見ないか。わたしがあなたの家に入ったとき、あなたは足を洗う水もくれなかったが、この人は涙でわたしの足をぬらし、髪の毛でぬぐってくれた。
あなたはわたしに接吻の挨拶もしなかったが、この人はわたしが入って来てから、わたしの足に接吻してやまなかった。
あなたは頭にオリーブ油を塗ってくれなかったが、この人は足に香油を塗ってくれた。
だから、言っておく。この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。赦されることの少ない者は、愛することも少ない。」
そして、イエスは女に、「あなたの罪は赦された」と言われた。
同席の人たちは、「罪まで赦すこの人は、いったい何者だろう」と考え始めた。
イエスは女に、「あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」と言われた。
<新約聖書 ルカによる福音書 7章 36-50節>

清さを求める多くの人々が、
福音に出合って救われ、
真の幸福の中で生きられますことを、
心からお祈りいたします。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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