インスタや以前のブログなどではご紹介済みの内容なのですが、
『横糸刺繍とこぎん刺しの違い』他数点、
このブログでもきちんと一度、ご説明したいと思います。
横糸刺繍は、津軽の伝統工芸の「こぎん刺し」を元に生まれた、
西洋風図案の刺繍なのですが、
※横糸刺繍が出来た経緯は Weft embroidery または、
リブリの横糸刺繍・こぎん刺し・クロスステッチ、図案の表記の違いをご覧ください。
そのやり方はやはり、多少の違いがあります。
大まかには以下の3点になります。
1. 運針せずに、一針一針刺繍する。
2. 布を一段毎にひっくり返さない。
3. モチーフ毎に刺繍する。
1. 運針せずに、一針一針刺繍する、 3. モチーフ毎に刺繍する。
こぎん刺しのように横一列に刺繍するのではなく、
お花ならお花一つ、
アルファベットならアルファベット一文字づつ刺繍していきます。
ですので運針もせず、一針一針丁寧に刺繍していきます。
2. 布を一段毎にひっくり返さない。
布をひっくり返さないのは、こぎん刺しと違って、
横糸刺繍は左右上下非対称の模様がほとんどですので、
ひっくり返すとどこを刺繍しているのか、
かえって分かりにくくなってしまうためです。
時々、「横糸刺繍とこぎん刺しはどちらが難しいですか?」と、
聞かれますが、
う~ん…、
こればっかりは、その方によるとしかお答えできない感じです…。
こぎん刺しに慣れている方は、
横糸刺繍がやりにくく感じる方もいらっしゃると思いますし、
逆にこぎん刺しが未経験で、初めから横糸刺繍をされている方の場合は、
こぎん刺しが難しく感じるかもしれません。
ちなみに、両方楽しまれている方もいらっしゃいます⋈♡*。゚
そして私自身はもう、
こぎん刺しがスイスイとは出来ない状態となっております…(T-T)
横糸刺繍につきましては同じ図案でも、
使用する布の目の大きさを変えると、
小さい布目の方が細かい分、難易度が高くなります。
目が大きい布の方が、仕上りがコロンと可愛らしく、
目が細かい布目になればなるほど、
シャッキっと締まって、上品な雰囲気が漂ってきます。
横糸刺繍も、こぎん刺しと図案の見方は同じです。
※参考記事→リブリの横糸刺繍・こぎん刺し・クロスステッチ、図案の表記の違い
ですが、その性質はクロスステッチともよく似ており、
図案の見方さえ覚えてしまえば、
その他どの刺繍よりも、早い仕上りが可能な刺繍ではないかと思っております。
クロスステッチの本や、
編み物の本も(クロスステッチと同じ図案表記の場合は、)
横糸刺繍にて刺繍可能のものがあります。
ワンポイントの小さな刺繍でも、
ミニフレームなどに入れて飾ったりすると可愛いですので、
小さく余った糸や布も大事に取っておくと良いと思います。
お手持ちのクロスステッチや編み物の本がございましたら是非、
小さいモチーフなど、横糸刺繍にてお試しになってみて下さいね😊
※横糸刺繍のやり方は Weft embroidery の、動画等ご参考下さい。
✦「大事」に関する聖句 ✦
ひとりの律法学者がきて、彼らが互に論じ合っているのを聞き、
またイエスが巧みに答えられたのを認めて、イエスに質問した、
「すべてのいましめの中で、どれが第一のものですか」。
イエスは答えられた、「第一のいましめはこれである、
『イスラエルよ、聞け。主なるわたしたちの神は、ただひとりの主である。
心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。
第二はこれである、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。
これより大事ないましめは、ほかにない」。
<新約聖書 マルコによる福音書 第12章28-31節>
最後までお読み下さり、
ありがとうございました。
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